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令和3年総務文教委員会 本文 2021-05-28
令和3年総務文教委員会 名簿 2021-05-28

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  1. 春日市議会 2021-05-28
    令和3年総務文教委員会 本文 2021-05-28


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(高橋裕子君) おはようございます。全員出席であります。ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録の署名委員の指名をいたします。署名委員に藤井俊雄委員を指名いたします。  それでは初めに、経営企画部の調査事件であります。市制50周年記念事業についてを議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭な発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。石橋経営企画部長。 2: ◯経営企画部長(石橋 徹君) おはようございます。経営企画部です。  本日は、市制50周年記念事業について担当の経営企画課長の萩原が説明いたします。 3: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原経営企画課長。 4: ◯経営企画課長(萩原裕之君) それでは、50周年事業の進捗状況について経過報告をさせていただきます。お手元に配付しております両面の資料、こちらを用いて御説明いたします。  報告内容は大きく二つございます。まず一つが事業の基本理念と実施方針についてです。これまで庁内のプロジェクトチームにおきまして議論を重ねてまいりました。その結果を受けてこの資料の1ページのとおり決定しております。  (1)の基本理念ですが、ちょっと読ませていただきます。「市民一人一人が市制50周年記念事業に関心を抱き、本事業を通じて春日市との関係性を再認識し、過去、現在、そして未来に意識を向ける契機となること、また、市民全体が一体となって事業を盛り上げることを目指し、次の基本理念を掲げる」ということで、基本理念が「春を、祝う」としております。  その意味を枠囲みの中に記載しております。「春」は、新しいことが始まる季節、喜び、温かさ、人の営み、人と人のつながり、希望の光を連想させる言葉で、私たちの「まち」を表します。「祝う」は、過去の功績をたたえること、今という時間を共有し喜び合うこと、未来への飛躍と発展を展望すること、互いのつながりを実感し、愛情に触れることを連想させる言葉で、50歳になる私たちのまちへの「想い」を表します。  ということで、象徴的なフレーズとして「春を、祝う」という基本理念にしております。市のブランドイメージ「みんなで春をつくろう」を意識した表現ともなっております。  そして、(2)の実施方針については、上の基本理念を踏まえまして三つの時間軸──過去、現在、未来──1)の「昔を知ろう」が過去、2)「喜びを分かち合おう」が現在、3)「未来を語ろう」が未来、これらそれぞれに対応した事業を展開していくこととしております。  次に、報告の二つ目です。  裏面のほうになりますが、この周年事業につきましては、ノウハウを有する専門業者に企画、立案、実施に関して業務委託することとしております。今月の13日に市のウェブサイトで業者の公募を行ったところでございます。公募するに当たって業者が提案できるレベルで事業イメージを仕様書に落とし込む必要がありましたので、そのレベルのざっくりした全体像を決定しております。それが裏面の内容になります。上から順に簡潔に申し上げますと、カウントダウンイベント事業、これは50周年まであと何日ということを何かしら工夫して1日近づくごとにお知らせするイメージとなっております。  次に、オープニングセレモニー事業、これは4月1日に50周年到達を祝うイメージとなっております。  次に、タイムカプセル開封事業ですが、20年前の30周年事業のときに埋めましたタイムカプセルがありますので、それを掘り起こしてイベントを行うイメージとなっております。
     次に、冠事業として六つ記載しておりますが、市が主催または共催する事業や、自治会、地域活動団体などが主催する事業を記念事業に位置づけまして一緒に盛り上げてもらうことをイメージしております。  次にその下、クロージングイベント事業。これについては、次の50年という未来へ向けてさらに発展することをイメージするような事業としております。  続いて、ここから下の三つが周年事業の柱と考えております。  一つ目が、自治会・コミュニティスクール記念動画制作事業です。これは本市の協働のまちづくりを象徴する成果の一つである自治会とコミュニティスクールの活動に特にスポットを当てた記念動画を制作するものになります。  次に、その下のまちづくりシンポジウム事業、こちらは、例年行ってます11月3日の表彰式にまちづくりシンポジウムを併せて実施するイメージとなっております。表彰には50周年特別表彰のようなものを新たに設けることを想定しています。  そしてその下、市民実行委員会事業、これは市民代表で構成される実行委員会を立ち上げる予定ですので、その中で多くの市民に関心を持ってもらって一般市民も巻き込むような事業を考えてもらう予定としております。  一番下、広報PR事業は、市制50周年を様々な媒体を通じて広報、PRしてまいります。本年度の下半期ぐらいから令和4年度にかけて通年で行っていくものとなっております。  50周年事業に関する報告については以上でございます。 5: ◯委員長(高橋裕子君) ただいま報告していただきました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。岩切委員。 6: ◯委員(岩切幹嘉君) 2ページの裏面の3段目かな、30周年事業のタイムカプセルの開封とありますけども、これは誰がどういうふうにタイムカプセルを……。これは市民は周知してるんですかね、挙げてありますけど。ちょっとそこら辺のいきさつとか内容とか教えて。 7: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原経営企画課長。 8: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 20年前にですね、当時、小学生だった子どもたちが埋めたカプセルになります。大谷ふれあい公園の中に埋めてありまして、イメージとしてはその関係者ほかを呼んでですね、展示したりとか、併せてイベントをしたりとかいうようなことをイメージしております。  以上です。 9: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 10: ◯委員(岩切幹嘉君) 一番、基本理念の中に掲げてある「市民全体が一体となって事業を盛り上げる」、これが成功するかしないかの大きな鍵になると思うんですね、50周年というわくわく感、市民の方々が抱く。今から業務委託されるということなんでですね、このたたき台、基本理念に沿ってこういうことをアピールしたいというのはよく分かるんですが、あと一番大事なのが、この記念事業というのはやっぱり市民全体が一体となって事業を盛り上げていく原動力はわくわく感だと思うんですね。今この中ではまだそれが……、それは今からでしょうけど、これをぜひとも業務委託の中でその想いとか発想とか、担当の所管としてですよ、そこをどこまで考えていらっしゃるのか、今からでしょうけど、大きな概念の中で、それをちょっとお伺いしたいと思います。 11: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 12: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 今岩切議員がおっしゃったわくわく感というのはですね、私たちも非常に大事なキーワードだろうと思っています。まさにこれからになりますので、こういうわくわく感とかもですね、盛り込むような仕掛けというかですね、そういうのを業者とかに求めていきたいなというふうには思っております。  以上です。 13: ◯委員(岩切幹嘉君) ぜひとも、この一点はですね、非常に大事な視点なんで、具体的にこれが示されないとそこに向かって市民全体がいかないんでですね、ぜひともそこはしっかりと固めていっていただきたいと思います。今後のことでしょうけど。 14: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 15: ◯委員(西川文代君) ありがとうございました。何かこれを見ただけでですね、私自身がすごくわくわくしてます。  基本理念はですね、行政のプロジェクトチームのほうで考えられたということですけれども、私は共感します。プロジェクトチームはですね、若手の職員の方も、未来にばりばりと働かれる方も入れてしていただいてるようですけども、すいません、ちょっと過去にも聞きましたけど、今は何名ぐらいで動いていて、これからの動きですね、市のプロジェクトチームは、こういうたたき台をつくられたと思うんですけど、今後はどのように動かれるか分かる範囲で教えてください。 16: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 17: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 現在プロジェクトチームは13名で動いております。基本的には大体月1回ぐらいの会議を開く予定にしております。  以上です。 18: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 19: ◯委員(西川文代君) 月1回。たたき台はできたんですけど、今後は業務委託ですね、業者のほうに任せていくという形ですけど、今後も月1回開かれて、どのような立ち位置でそのプロジェクトチームは動かれるのかというところをちょっと教えてください。 20: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 21: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 専門的なノウハウは業者からいただくことになるんですけども、そこにプロジェクトチームも絡んでいって、どういう形が一番盛り上がるとかですね、一緒に積み上げていくようなイメージになります。  以上です。 22: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 23: ◯委員(西川文代君) 分かりました。職員の方も想いがあると思いますので、そのような形がいいかなというふうに思いました。  それと、もう一点ですね、やはり市民も巻き込んでと、一体となってということはきちんと理念の中に入れていただいてますが、裏面のですね、市民実行委員会事業ですね、これは令和4年度、2022年に行うということですが、いつ頃からですね、この実行委員会を公募して行うかとか、そこら辺りは委託業者が決まってからの動きなのか、ちょっとそこら辺りのスケジュールが分かりましたら。ここはすごく期待大きいんですよ。すごく期待されてますので、ちょっと教えてください。 24: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 25: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 市民実行委員会のメンバーには公募委員もですね、今予定しておりまして、その公募の手続を今進めております。6月15日のですね、市報に今載せる準備で動いております。大体7月中ぐらいにですね、立ち上げて検討していただくということになると思います。  以上です。 26: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 27: ◯委員(西川文代君) 6月15日号っていうことですけれども、公募の内容は大体決まってるかと思いますけれども、これは手を挙げた方が入れるんでしょうか。ちょっとそこら辺の公募の内容、どんな形でっていうのが分かりましたら教えてください。 28: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 29: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 今ちょっと最終の詰めをしてるところですけども、大体公募委員の数はですね、2名前後を予定しております。公募はですね。ですからそれより多くのもし応募があった場合は選考ということになります。  以上です。 30: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 31: ◯委員(西川文代君) すいません、じゃあ最後になります。  公募は2名っていうことですけど、あとは団体の長とかそういう形になるかと思いますけれども、そこら辺りはメンバーはいかがなんでしょう。まちづくりとか祭りがありますよね。そういうときの団体になるんですかね。そこをちょっと教えてください。 32: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 33: ◯経営企画課長(萩原裕之君) これも今、最終調整中ではありますけども、今想定してるのはおっしゃったような団体のですね、長というよりも団体の精力的な方を推薦していただくようなイメージでですね、自治会系であったり、まちづくり系であったり、コミュニティスクール系であったりとか、そういうところを想定しております。  以上です。 34: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 35: ◯委員(西川文代君) そしたらですね、これは未来につなぐっていうことですよね。そうすると既存の団体ばかりだとですね、そこからの人であれば過去から現在、もちろん未来も頑張っていただけますけど、もしかしたら若い団体でですね、こういうものに携わって新たな人材を見つけるっていうところにつなげることを考えてですね、やっぱりそういう団体も手が挙がるかは分かりませんけれども、団体としての公募とか枠があったほうがいいかなというのは、これはちょっと意見ですけれども、いかがでしょうか。 36: ◯委員長(高橋裕子君) 萩原課長。 37: ◯経営企画課長(萩原裕之君) 実行委員会の人数はですね、大体12名ぐらいを今想定しておりますので、西川委員がおっしゃるような視点も分かりますが、未来に向けていくという部分、その中に育成まではですね、ちょっと今のところは難しいのかなという気がしております。  以上です。 38: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 39: ◯委員(西川文代君) すいません。ここしか私たちの意見言うところがないのでちょっと長くなりましたけれども。30周年記念事業のときはですね、ゴスペルの団体がいろいろ歌を歌って、その方々がですね、結構長い間活動されてます。だからそこで立ち上がってたくさんの市民を巻き込んだというような経緯がありますので、いかにたくさんの市民を巻き込んで、その後も長期にわたって春日市に愛着を持ってまちづくりに参加していただけるような、その姿勢をですね、しっかり持った形でしていただきたい。これは意見、要望でいいです。よろしくお願いします。 40: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、調査事件については以上といたします。  石橋経営企画部長。 42: ◯経営企画部長(石橋 徹君) その他について報告させていただきます。 43: ◯委員長(高橋裕子君) 上野秘書広報課長。 44: ◯秘書広報課長(上野志保君) 本年度の出前トーク「市長と語る」について御報告させていただきます。  本年度は、出前トーク「市長と語る」を計画しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑みまして、地区トークについては中止をさせていただきたいと思っております。昨年度に続いての中止となりまして地域の皆様には大変御迷惑をおかけいたしますが、御理解いただければと思っております。  公民館での実施というのはやはりどうしても広さの問題がありますので、昨年度も実施しましたふれあい文化センターでの全体トークを、感染状況が落ち着いた時点で開催できればというふうに考えております。またそちらのほうは、判断いたしましたら御報告させていただければと思っております。  以上でございます。 45: ◯委員長(高橋裕子君) これは市報に載せてましたよね、今年度は。その分の広報は市報でされるんですかね。  上野課長。 46: ◯秘書広報課長(上野志保君) 市報で5月に実施しますという広報を既にいたしておりましたが、5月の15日号で中止をいたしますということで掲載いたしました。 47: ◯委員長(高橋裕子君) 御質問ありますか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋経営企画部長。 49: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 以上で経営企画部の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 50: ◯委員長(高橋裕子君) 経営企画部所管事務調査及び報告については以上といたします。  暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時15分                 再開 午前10時17分                ──── ─ ──── ─ ──── 51: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。  次に、総務部の調査事件でありますデジタル化の推進について及び議会閉会中の報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭な発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。久保山総務部長。 52: ◯総務部長(久保山竜治君) 皆さん、おはようございます。総務部でございます。よろしくお願いします。  本日、閉会中の総務文教委員会の議案は、調査事件1件、報告事項1件の計2件でございます。順次担当課長が説明いたします。 53: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎総務課長。 54: ◯総務課長(神崎由美君) それでは、今回の調査事件、デジタル化の推進について現段階での現状と今後の考え方について説明をいたします。お手元に配付しております資料を御覧ください。まずは1ページ目の資料で国の動きを、そして、2ページ目の資料で国の取組と市の現状等の説明をさせていただきます。  それでは、1ページ目、1、国の動きです。新型コロナウイルス感染症対策の定額給付金の支給事務の混乱など、マイナンバーをはじめとする行政のデジタル化の遅れが社会全体の課題として認識されたことなどを背景に、この遅れに対する迅速な対処、行政サービスの質の向上を目指し、これまでのIT基本法の見直し、デジタル庁設置の考え方について政府としての方針をまとめたものが、令和2年12月に出された「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」でございます。  この方針のビジョンは、最初の四角囲みに記載のとおり、「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会」とされています。この基本方針を受け、国のデジタル・ガバメント実行計画が改定されました。  計画の概要は、二つ目の四角囲みに記載をしています。「行政サービスは、利用者がすぐ使えて、簡単で便利な利用者中心のものであるべき」との前提に立ちつつ、行政の情報システムクラウドサービスを第一候補として調達するものとするクラウド・バイ・デフォルト原則を徹底し、情報セキュリティ対策を行いながら基盤整備を進めていくとしています。  また、各省庁が所管する行政手続のデジタル化ワンストップサービス行政サービスの連携等の推進、テレワーク、文書管理の電子化等の行政業務への活用、民間手続デジタル化の推進のフォローアップなどについての方針が示されています。この中には、地方公共団体におけるデジタル・ガバメントの推進の項目もあり、具体的には業務システムの標準化の推進、デジタルトランスフォーメーションの推進、適正な情報セキュリティ対策等の項目がうたわれています。  米印2で記載のとおり、デジタルトランスフォーメーションは「DX」と表記されますが、総務省の定義では、「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化させること」とされています。冒頭にお話ししましたデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針の下、当該デジタル・ガバメント実行計画における自治体関連の各施策を重点化、具体化し、国の支援策を取りまとめて策定されたのが自治体DX推進計画です。この意義として、住民の利便性を向上させるとともに、業務効率化により人的資源を行政サービスのさらなる向上につなげる等が記載されています。  続きまして、2ページ目、A3の資料を御覧ください。  これは、自治体DX推進計画における国の取組等を左半分の表に、右半分にはその流れと対応するところの市の現状と今後の新たな取組についてまとめています。一番左の枠の事項名は国の取組を網羅したもので、その中で重点取組事項とされているものにはその旨を記載しています。左から2番目の枠には、当該事項の主な取組を記載しています。  それでは、最初の項目から説明いたします。  重点取組事項です。1の情報システムの標準化、共通化です。当該取組については、2025年度、令和7年度を目標に、国、自治体等が共同利用する公共機関専用クラウド基盤である仮称「Gov-Cloud」を活用して基幹系の17業務システムについて国の標準仕様に準拠したシステムへ移行するというものです。これまで、地方自治体ごとにばらばらであったシステムや業務仕様を標準化し、Gov-Cloud上に構築されたシステムを共同利用することで調達のワリカン効果、改修等の作業量及び費用の削減を目指すものです。  主な国の施策としては、その右枠に記載のとおり、基幹系の17業務システムとされる地方税、介護保険、児童手当等の地方自治体の主要業務を処理する標準仕様書を作成するというもの。仮称Gov-Cloudの構築及びクラウド活用を原則とした標準化、共通化に向け、自治体の取組を支援するというもので、国の補助10分の10、令和7年度までの支援予定でございます。  その右側半分が国の流れに対応した市の取組で、この市の取組については、表の中ほどの市民の利便性向上、行政事務関連地域情報化等の3分野に分類をしています。  市民の利便性向上の一番上の枠、国の情報システムの標準化・共通化に対応する市の現状の取組に挙げている基幹系情報システムの更新準備については、令和2年度に市長を本部長とする情報化推進本部内に検討部会を立ち上げ、協議を重ねています。  その中で、現在は分野ごとにベンダーが違うためシステム連携にはコストやリスクが発生していることから、同一ベンダーでのシステムとすること、また、ベンダーの決定に当たっては、プロポーザル方式での選定とすることなどを決定いたしました。今年度は、現行ベンダーシステム移行調整協議を行うとともに、その右側の欄になりますが、今後の新たな取組、実施計画計上予定及び検討事業として令和5年度までとされている国のシステム標準化の動向を注視しながら移行対応のベンダーを決定し、令和7年度までの移行完了を行うこととしています。  次に、その下の枠です。同じく国の重点取組事項です。2のマイナンバーカードの普及促進です。これは、2022年度末までにほぼ全国民がマイナンバーカードを保有することを目指すものです。その右の列です。国の主な施策としては、申請促進や臨時交付窓口など、交付体制のさらなる充実に向け、国が支援を行うというものです。  その右です。市の取組としては、マイナンバーカードの休日交付に当たり、国の補助を活用した事務の部分委託を検討しています。
     続いてその下の枠で、国の重点取組事項となっている3の行政手続のオンライン化です。2022年度、令和4年度末を目指して、住民がマイナンバーカードで申請すると想定される31手続をマイナポータルで手続ができるようにするものです。  主な国の施策としては、マイナポータルの使い勝手、使用感等の改善、マイナポータル自治体基幹系システムの接続の財政支援を行うというものです。市の現状の取組としては、ぴったりサービスで46種類のサービスを案内するとともに、申請の場合はぴったりサービスに接続している福岡電子自治体共同運営協議会が運営する福岡電子申請サービスにより、11種類の電子申請サービスを提供しています。今後、国のマイナポータル改善の状況を確認しつつ、サービスの追加を検討していきたいと考えているところです。  その下の欄です。国の取組事項にはないため、市の独自の取組となるものとして、文頭に黒丸をつけて表示しています。市民課で取り組んでいる異動受付支援システム、納税課のスマホアプリ収納、秘書広報課と総務課で共同実施しているLINE公式アカウントの運営、総務課所管のAIチャットボットなどがあります。  次にその下です。国の重点取組事項となっています4のAI/RPAの利用促進でございます。国の取組としては、導入ガイドブック作成が挙げられています。市の取組としては、その右の欄、行政事務関連の1番目の枠となりますAI/RPAの本格実施でございます。当該事業については令和元年からRPAを、2年度からはそれにAIOCRを加え、試行の2年間で7担当10事業を実施いたしました。今年度は本格実施となり、現在実施事業の募集を行っているところです。  続いてその下、重点取組事項となっています5のテレワークの推進です。国の施策としては、LGWANネットワークを介して自治体に各種行政サービスを提供する仕組みであるLGWAN-ASPを活用したテレワーク環境の提供及びテレワーク導入事例等の提供を行うこととしています。  その右です。市の取組です。市では、今年度新型コロナ対策のため、期間限定で利用希望団体募集があったLGWAN-ASPによるテレワーク環境提供事業に応募し、5月19日に10ライセンス付与されたところでございます。  その右枠です。実施計画への計上予定事業としては、内部情報系システムの更新を挙げています。現在春日市では、外部接続が禁じられている住民情報系の業務を行う閉じたネットワークで、財務、人事、庶務事務を行っています。このため、財務等の通常業務をテレワークで行うことが難しく、LGWAN上で可能な限定された業務となってしまい、現実的には利用のメリットが得られにくい状況です。そこで、今後住民情報系以外の業務システムをLGWANに移行、クラウド化や文書の電子化、電子決済の導入によりテレワークの推進を図りたいと考え、実施計画に計上することとしています。  次にその下、国の重点取組事項となっています6のセキュリティ対策の徹底です。国は2020年にセキュリティポリシーガイドラインの改定を行いました。また、現在インターネット接続やセキュリティ対策のため都道府県ごとに共同運用している情報セキュリティクラウドをより大きな枠組みとする形での運用を目指しており、この移行に向けての支援を主な施策として記載しています。市の取組としては、国のセキュリティポリシーガイドライン改定に伴い、令和2年度から必要な例規改正等を行っているところです。また、情報セキュリティクラウドについては、県内自治体及び福岡県で構成される福岡県自治体情報セキュリティ対策協議会において国の動きを捉えながら協議対応していきたいと考えているところです。  その下の欄です。行政事務関連の市独自の取組になるものとして、黒丸になりますビジネスチャットを検討しています。昨年度職員間での業務のやり取りについての全庁調査を行ったところ、個人のLINEで業務に係る情報共有や事務連絡を行っていることが分かりました。現段階では個人情報のやり取りは行っていませんでしたが、今後への懸念や送信ミスを避けるため、LINEに代わるチャットツールとして、LGWANで利用する安全なビジネスチャットアプリの無料試行を行っているものです。  今後の取組としては、今年度の実施計画に先ほど説明いたしました内部情報系システムの更新を計上予定で、業務効率化、執務スペースの有効活用、ペーパーレス、ウェブ会議実施のため、業務ネットワークの構成変更を計上予定です。また、併せて業務用パソコンの無線化も検討しているところです。  続いてその下、国の取組事項の7、地域社会のデジタル化です。これは、光ファイバーの全国展開やローカル5Gの導入など、情報通信基盤整備の進展を踏まえ、この有効活用により地域社会のデジタル化を推進するというもので、デジタル技術を活用した観光振興や雇用の場づくり、中小企業支援等があります。主な施策は地域デジタル社会推進費の創設で、普通交付税として市町村には令和3年度から4年度に措置されます。  次に、一番下の欄です。国の取組事項の8のデジタルディバイド対策です。これは、地域の幅広い関係者と連携した地域住民に対するきめ細やかなデジタル活用支援を行うもので、国の主な施策として、7の地域社会のデジタル化と同じく、地域デジタル社会推進費の創設です。具体的には、国の直轄補助事業として携帯ショップ等が主体となるデジタル活動支援員により、オンライン手続等の助言相談等を行うというものでございます。市の取組としては、地域情報化等の分野となります。国補助ではなく市独自の取組となりますが、今年度より出前講座あすか市民塾の講座として、「春日市LINE公式アカウントの便利な機能を活用しよう」を追加したところでございます。  以上で本日の調査事件の説明を終わりますが、今月12日にデジタル改革関連推進法が可決、成立し、9月にはこれまでのIT基本法が廃止され、デジタル社会形成基本法となり、デジタル庁が発足します。あわせて個人情報保護法の見直し、自治体情報システムの標準化への移行の義務づけ等が確実に進められることとなります。本日説明いたしました内容は現段階のものであり、今後新たな取組や進捗がございましたら改めて報告したいと考えているところです。  総務課からは以上です。 55: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。これより質疑をお受けします。質疑はありませんか。  岩切委員。 56: ◯委員(岩切幹嘉君) 詳しい丁重な御説明ありがとうございました。国の動きと市の今後の取組も含めまして説明いただきましたが、このデジタル化の推進についてのポイントは大きく2点あろうかと思います。1点は業務の効率化と、もう一点は市民の利便性を向上させるという部分だと思います。  まず1点目の業務の効率化について、まだ市の新たな取組の中で明記されてない部分についてちょっと質疑をさせていただきたいと思いますが、5月12日にデジタル改革関連の六つの関連法案が成立した中の一つとして、マイナンバーと貯金の口座のひもづけが可能になる一つの法案が成立しておりますけども、これは特にコロナ関係のですね、給付金の支給の迅速化が進んでいくと思うんですね、連動させることによって。これは具体的に見通しとしてですね、今後、市の取組としていつぐらいにできそうですか。マイナンバーと貯金口座、これを連携させると支給が早くなると思うんですが、そこら辺の進捗状況はどんな感じですか。 57: ◯委員長(高橋裕子君) 久保山総務部長。 58: ◯総務部長(久保山竜治君) これは関連6法案の中で二つの法案にまたがってるんですけれども、児童手当等の支給に関する貯金口座とマイナンバーのひもづけ、それから個人番号の利用による預貯金口座の管理等に関する法律と両方あるので、どちらもですね、希望者においてということと、それから本人の同意というのを大前提としておりますので、今後はですね、いろんなシステムであったり国のクラウド化、標準システム化というところと、それからそれまでの間の各自治体にある制度、児童手当とかもありますけれども、そういった部分でひもづけについては本人の同意を得ることが前提となってきます。申請もしくは更新の手続の際、もしくは新たな給付金であれば、その際に同意をいただいた上で情報を活用するということになるんですけど、そこをですね、マイナンバー自体とどうひもづけるかというところはまだ国のほうも具体的なところを示しておりませんので、今後になってくるとは思いますけれども、ひもづけ部分というのはやはり国が管理をしていくことになろうかと思っております。  以上です。 59: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 60: ◯委員(岩切幹嘉君) 国の政策で出てきて、後々にならないようにですね。要するに前準備して動かないと。それを受けて今からどうしようかこうしようかというよりも、これは一つの方針として方向づけがありますので、今の時点でしっかりと準備をしていただいて。本人の希望じゃなくてすぐ振り込めるような子育ての部分とかですね、いろいろ活用ができますので、そこはぜひとも進むようにしていただきたいということです。  もう一点は、住民の利便性の向上の中で、やはりデジタル化が進むとですね、結局高齢者が取り残されていくという、これが大きな課題なんですね。若い人は発信したものをすぐキャッチできますけども。  そういった意味で資料の2ページの一番下のほうに、市としても独自でLINEのアカウントの機能の活用についての講座みたいなことを考えていらっしゃるということで、これはこれとしていいんですが、やはり高齢者の方はですね、格差があるわけですね。ある程度できる人と全くスマホを見たことがないという高齢者。だからそういった意味では、高齢者のためのですね、やはり独自の支援というのが大事かと思います。今後の考え方も含めて、今もう既に自治体によっては無料のスマホ教室を開催されてて、希望者があれば1か月間スマホを貸すという、既にそいうふうに取り組んでいる自治体もあるんですが、ここら辺の市の考え方はいかがでしょうか。 61: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 62: ◯総務課長(神崎由美君) 委員にいただきました御意見ですね、私ども十分にその点については認識をしているところでございます。  先ほど申し上げましたけど、LINE公式アカウントにつきましてはですね、特に私ども推奨していきたいということでこのような形で講座のほうをさせていただいているところではあるんですが、じゃあ高齢者に向けてどのような形で、どのような体制でということにつきましてはですね、現在庁内でですね、組織の課題ということで共有した中でですね、必要であれば組織の改革だったりとか、そういったものに結びつける、そういった協議の場がございます。そういったところに今課題ということで提出をしておりまして、そちらのほうでですね、もみまして何らかの形でですね、対応していきたいなというふうに考えているところです。  以上です。 63: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 64: ◯委員(岩切幹嘉君) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。特にスマホからのメールですね。やっぱり情報交換ができるのはメールなんでですね。あとLINEの基本的な使い方であるとか、それと併せてマイナンバーカードによる申請もそれでできるようにしていけば、両方、業務の部分と市民サービスが向上していくと思いますので、やはりこういうデジタル化していく場合は一番末端の方の立場を考えないと。その方々が置き去りにされることは絶対あってはいけないので、それを含めて今後、取組をよろしくお願いしたいと思います。 65: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井委員。 66: ◯委員(藤井俊雄君) 様々なデジタル化推進の中で、解消していけば随分いろいろスピード感が出てくると思うんですが、今まで金融機関とのネットワーク化はされてないんじゃないかと思います。この点についてはどうなんでしょうか。 67: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 68: ◯総務課長(神崎由美君) 金融機関とのネットワークという御質問でしたので、すいません、ちょっと十分に質問の趣旨が理解できてないかもしれないのですが、現在、収納関係ですね、納税課のほうでペイジーだったりとかですね、そういったシステムのほうでの連携は取っているという現状になります。  それとはまた別にという御趣旨でいらっしゃいますか。 69: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井委員。 70: ◯委員(藤井俊雄君) すいません、私も十分理解してないところがあるのかもしれませんが、金融機関と行政が今は十分できてるのかもしれませんが、きちんとしたネットワークができてないということで、24時間とか……、24時間は無理なんでしょうけれども、9時から5時までなり、民間なんかと同じようなお金の出し入れがネットワーク上でできると。行政とですね。行政と銀行とのお金のやり取りがネットワークでできないとか、そういうことを耳にしたことがあるんですけれども、そういう状況は今は解消できてるんですか。民間であればパソコンを利用してお金の出し入れができるんですけれども、行政ではそういうことがあまり行われてないというようなことを聞いたことがあるんですけど、今ではそういうことは民間と同じように行われてるんですか。 71: ◯委員長(高橋裕子君) 久保山総務部長。 72: ◯総務部長(久保山竜治君) それは財務とか会計処理部分の範囲でですか。 73: ◯委員(藤井俊雄君) 要は、これだけデジタル化が行われて、行政のいろんな手続が簡素化される上においては、結局先ほどの岩切議員の様々な手続とか、市民の皆さんの行政手続の簡素化という上では、結局核になる部分というのは金融機関とのネットワークというのも大きな部分だと思うので、そこも推進しておかないとスピード感がなかなか早まらないというか、そういう部分がネックになるのかなというのが一つあったものですから。まあ、後で問題がないかチェックをしていっていただければいいかなと思います。  それともう一つなんですが、コロナ禍の中で、他自治体ではこういうデジタル化を推進することで防災無線なんかと連携することでですね、いろんな、これはほかの部門との縦割りで総務課とは関係ない部署との連携もしなければいけないと思いますが、いろんな接種の案内なども防災無線と連携してスマホへ案内することでスムーズに市民の皆さんに案内を出すということをやってる自治体、例えば武雄とかですね、そういうことでスムーズにいってるところなんかがあるんですね。だからデジタル化する上で、総務課だけではなくてほかの部署とも連携を深めて、デジタル化もそういう違う部門との連携も深めていただければなというふうに思うんですが、その辺はいかがなんでしょう。 74: ◯委員長(高橋裕子君) 久保山部長。 75: ◯総務部長(久保山竜治君) まさに委員が御指摘のとおりですね、今回、後ほど御報告いたしますけれども、機構の関係で危機管理の担当部署をつくっております。やっぱりそことですね、今のいろんな申請手続であったりLINEでの市の情報の提供の部分というのは連動させていかないといけないかと思っております。重要なところだと考えております。  以上です。 76: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井委員。 77: ◯委員(藤井俊雄君) ぜひ縦割りの悪いところを解消していただいてですね、市民サービスを向上させられるようにぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 78: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。 79: ◯副委員長(迫 賢二君) 様々な市民サービスを提供する上で、やっぱりマイナンバーの普及促進という形で──市民部の話になるかもしれませんが、すいません──、2022年度を目指すということです。全国民ですね、そういう形になってます。絵に描いた餅にならないようにしてもらいたいんですけど、市民部じゃないと分からないかもしれませんけど、今どんな状態なのかなと思って、春日市のほうは。普及率は分かりませんよね。 80: ◯委員長(高橋裕子君) 交付率とかそういう。 81: ◯副委員長(迫 賢二君) 今、2階で一生懸命されてますけど、ちょっと伸びてきたのかなと思ってですね。分からないですね。すいません、ちょっと質問がね、そこでいいのかなと思ったんだけど。 82: ◯委員長(高橋裕子君) 分かる範囲で。神崎課長。 83: ◯総務課長(神崎由美君) 今この場には持ち合わせてないので、もし機会がありましたら次回でも報告させていただいてよろしいでしょうか。 84: ◯副委員長(迫 賢二君) はい。 85: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 86: ◯委員(西村澄子君) すいません、市の現在までの取組というところの真ん中辺りですね、テレワークの環境提供事業の活用ということで、新型コロナ対策のため期間限定で利用団体を応募し、「J-LIS」とありますけど、ここをちょっともうちょっと詳しく御説明いただきたいと思うんですけど。 87: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 88: ◯総務課長(神崎由美君) 先ほどですね、申し上げたことと重なる形になるかと思いますけれども、今回ですね、新型コロナの対策ということでテレワークの推奨というのを、国のほうからもぜひ進めてほしいという流れがあります。  その中でですね、J-LISという組織がございますけれども、そちらの組織を通してですね、期間限定ではあるけれども、こういった仕組みがあるので一度試してみませんかということでお話がございました。春日市でもですね、これまでそういった取組はなかなかなされてなかったものですから、ぜひこの機会にですね、実際に今後テレワークができる環境を目指したいというふうに思っておりますので、そういった試行的なものも含めてですね、メリット・デメリットが今の段階で明らかにできればということで10ライセンスを希望して、そしてこちらがついたという状況です。 89: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 90: ◯委員(西村澄子君) ということはまだ実績としては残ってなくて、始めたばかりというようなことで、告知をされている状態なんですかね、こういうことを始めたという。 91: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 92: ◯総務課長(神崎由美君) 実はですね、1ライセンスだけですね、既にいただいている部分がございまして、それにつきましては1ライセンスなので告知がなかなか難しいところがあり、人事、法制課と連携しながらですね、状況に応じてそちらの貸出しをさせていただきました。今回追加されて10になりましたので、庁内メールのほうで職員のほうには知らせまして、こういった状況になってるので活用がありましたら相談をという告知をしているところです。 93: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 94: ◯委員(西村澄子君) 期間は今期、令和3年度までということですか。 95: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 96: ◯総務課長(神崎由美君) これがですね、先ほどの期間限定というのは緊急事態宣言の期間というのが原則になっているのですが、これまでもですね、第4の波がございましたので、明けてもですね、途切れなくずっと使える状況にあったという話でございます。ですので、今回は5月末までに今のところなってますが、延びて終わるかというとそこまでではなくて割と長めに使えるんじゃないかということで、終わりの期間は明示されてないんですが、一応期間限定ということでお借りしている状況です。 97: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 98: ◯委員(川崎英彦君) 同じところです。すいません、最初に確認したいんですが、テレワークというのは在宅ワークという認識でよろしいんですか。ありがとうございます。それで今回は新型コロナ対策のためのテレワークシステムを期間限定で使えるようになったということで、先ほどの御説明の中に将来的に使っていきたいという意味は、感染症対策が外れたとしても恒常的にそれを運用していきたいという理解でよろしいですか。 99: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 100: ◯総務課長(神崎由美君) その趣旨でお話しさせていただきました。 101: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 102: ◯委員(川崎英彦君) とてもすばらしいことだと思うんですけど、こういう何百人という職員がですね、やっぱり一堂に会して仕事をすると、二酸化炭素の排出とか、いろいろ個人のライフバランスの問題とかもですね、解決していくので、ぜひ取り組んでいただきたいと思うんですが、せっかくなので、期間限定と併用してですね、庁内的に独自のチャレンジとしてですね、やっていただきたいと思いますけど、その点については。 103: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 104: ◯総務課長(神崎由美君) 今回ですね、LGWAN-ASPというシステムを使ってという説明をさせていただいたんですけれども、実は昨年度のコロナの状況のときからですね、テレワークそのものには着手をしておりまして、そういったシステムがないものですから、各自ですね、持ち帰って構わない、例えば集計作業だったりとか各自の調査ものですね、調査ということで例えばネットで調べるとか、そういった調査関係のものについては既に実施をしておりました。ですので、最低ですね、その動きはできるかと思っています。今回のテレワークシステムの活用によってもう少し、例えばデータを持っていくことができるとかですね、そういった動きができるので業務の幅が少し広がったかなと思っております。  先ほど説明いたしましたけれども、今後ですね、業務そのものをLGWAN回線に乗せることができればですね、もっとやれる仕事が増えてくるかなということで、まずはそちらを目指したいというところで、歩みを止めずにですね、進めていきたいというふうに考えているところです。 105: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 106: ◯委員(川崎英彦君) ぜひお願いいたします。それで、LGWANシステムへの移行という中で、住民の情報がですね、そこに乗っかってテレワークをしていくことにつながるわけではない……。そこをちょっと詳しく御説明をいただきたい。 107: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 108: ◯総務課長(神崎由美君) 先ほどですね、お話しさせていただいた中で、住民情報系の情報、住民番号系の情報ですね、というのについては、無線もできませんですし、外部からの接続も禁止されているということで、持ち出しが難しい、できませんということで、頑丈に守られているというふうに御理解いただいたらいいかと思います。  私どもの今業務系のですね、例えば財務であったり庶務であったり、そういった業務についてはですね、基幹系といって住民情報系と同じところで業務をしている関係で、外部との接続が絶対できないところで仕事をしておりました。ですので、それをですね、もちろん住民番号系はそこに残したままという形になるんですけれども、いわゆる財務庶務系ですね、そういったものについては、LGWANという行政専用のネットワークになるんですけど、そこも一定──一定というと変ですけど、ちゃんとセキュリティが保たれてるんですけれども、そこに業務を持ってきてそのネットワークで仕事をしようという動きでございます。 109: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 110: ◯委員(川崎英彦君) 分かりました。ありがとうございます。  それは別々にですね、クラウドを分けることによって何か不都合とかは出ないんですか。何かにリンクされてるとか、そういうものは全然支障はないんですか。 111: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 112: ◯総務課長(神崎由美君) その分が全く見れないとかですね、いうことではなく、仮想化という技術だったりとか、今様々な技術がございますので、実際に接続せずにですね、見ることができるとかですね、そういったシステムがございますので、これからだんだんそういったものも開発されてくるかと思います。そのときにベストなチョイスをしていきたいというふうに思っています。 113: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。 114: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 115: ◯委員(西川文代君) これですね、行政事務関連の中の一番上の白い丸のところで、3年度は本格実施をしていくと。募集をしているんですかね。そのことですけども、試行期間において7担当10事業ということですが、どのような形が今できていて、募集ということは各所管へ募集ということですか。もうちょっとここの説明をお願いします。 116: ◯委員長(高橋裕子君) AI/RPAのところですね。神崎課長、いいですか。  神崎課長。 117: ◯総務課長(神崎由美君) 実際ですね、担当ごとに募集はかけているところです。まだ締切りになっておりませんので数の特定はできていないんですけど、今現在はそういう状況になっています。  実際どういったことをやってるかというところなんですけれども……。大変申し訳ございません。お待たせしております。すいません、資料のほうをですね、こちらのほうで今持ち合わせておりませんで、また改めて御説明させていただいてよろしいでしょうか。内容としては、どういう内容のRPAをしているかということで、昨年度までの状況ということでよろしかったでしょうか。 118: ◯委員(西川文代君) はい。 119: ◯総務課長(神崎由美君) それでは、次回準備したいと思います。 120: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 121: ◯委員(西川文代君) では、もう一点だけお願いいたします。  行政事務関連の一番下の黒丸のところですけれども、これは今までちょっと調査したら個人のLINEを使っていたということも分かったということなので、ぜひですね、やはりこれからはビジネスチャット、実施計画に載せていきたいということですけれども、大いに賛同します。  今ですね、コロナでズームの研修とかですね、そういうのを人事のほうに質問しましたら昨年も使ったりしていたということですけれども、どのくらい使って……。今まだ本格的にそこら辺りができてる状況なのか、ちょっとまだやっぱりなかなかそこまで行きつかず、本当にまれなケースだったのかですね、そこら辺りの現状と今後は実施計画に載せて本格実施ということでしょうけど、その辺りを少し教えてください。
    122: ◯委員長(高橋裕子君) 久保山部長。 123: ◯総務部長(久保山竜治君) ズームによるですね、研修であったり会議とかの活用なんですけど、今現在はですね、どうしても有線でハードのほう、機械のほうを運用してますので、なかなか機動的にできないという部分で、要は場所が限定される。例えばOAルームに出向いてそこにある機器でやるとか、機器を借りて配線が可能な会議室でやるとかで、実施はいろんな会議であったり研修であったり研修先のほうがズームで行ってきますので、現実にはかなりの数をやってるんですけど、なかなかそこが機動的にさっとすぐその場で、じゃあ会議しようかと、研修をやろうというふうに機動的に動けないということで、今回挙げてます無線化のほうですね、そちらによってですね、機動的に、例えば自席で研修を受けれたりとか、会議ができたりとか、離れた部署の方と協議ができたりとか、そういうことが可能になってくると思いますので、そこも新たに進めていきたいなと思っているところです。  以上です。 124: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 125: ◯委員(西川文代君) ありがとうございます。もれはもう本当に今までできていなくて不便だっただろうなと思いますので、いいことだなと。  実施計画に載せるっていうことですけど、それは令和3年度からの実施計画にっていう、来年度からのっていうことですかね。令和4年度からのが3年度にできるかと思いますけど、そのスケジュールはどうなっていますか。 126: ◯委員長(高橋裕子君) 久保山部長。 127: ◯総務部長(久保山竜治君) 無線化についてはですね、9月に情報系の部分については実施を予定しております。それからビジネスチャットのほうがですね、今現在は試行期間ということで無償で活用させていただいてるんですけども、そちらが本格運用になりますと料金が必要になってまいりますので、そちらを実施計画のほうに……。そちらは補正予算で計上させていただきたいなと思っているところです。 128: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。神崎課長。 129: ◯総務課長(神崎由美君) 委員長すいません、先ほどですね、資料のほうが手元の分が見つかりまして、RPAの導入状況の関係でございます。先ほどですね、元年度につきましてはトータルのほうを申し上げたんですけど、まず元年度につきましてはですね、4担当でさせていただいてます。具体的にはですね、税務課の市民税担当のほうが電子申請の異動届の入力業務だったりとか、あるいは国保医療課の国保担当のほうが保険の賦課業務に係る所得照会及び入力業務だったりとかをしているところです。ほか高齢課の介護保険担当、こども未来課の保育担当の4担当が使っている状況です。  令和2年度につきましてはですね、数のほうが増えておりまして、今のとはまた違う業務ということで6業務増えています。主なものとして、例えば国保医療課の医療担当のほうのこども医療審査業務に係る所得照会及び入力業務だったりとかですね、あるいは同じこども未来課の母子児童担当の児童手当現況届の入力業務だったりとかいう業務をしている状況です。 130: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか、それについて。 131: ◯委員(西川文代君) はい、大丈夫です。 132: ◯委員長(高橋裕子君) ほかに。川崎委員。 133: ◯委員(川崎英彦君) そのRPAの部分なんですけど、前に御説明いただいたときは1単位というか、一つの契約でやろうとすると、いろんな部署とかが集まってきたときにいっぱいいっぱいになって作業効率が悪くなるのでそれをもう一つ契約しなければいけないとかっていう話があったかと思うんですけど、その中で1契約何百万っていうお金がたしかかかってたと思います。これをやることで、何ですかね、時短というか労働時間の短縮につながったりするんですけど、それで明確にですね、どれだけの費用対効果があるのかっていうのがもう既に出てると思うんですけども、その辺りが分かってたら御説明をいただきたいと思います。 134: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 135: ◯総務課長(神崎由美君) それではですね、ちょっと説明の方法がこれでいいのかちょっと御要望にお応えできるのか分からないんですが、令和、例えば元年度で言いましたら、この分が削減の前に実際にシステムをつくるのに時間がかかるという状況がございます。ですので、厳密に減というよりは、一度プラスになって減になっていくということで、効果としては2年目以降が一番出てくるのかなというところではあるのですが、それで言うとですね、トータルで初年度につきましてはですね、時間的な分でいくとシナリオの作成時間のほうが117時間かかっております。一応シナリオ作成込みの形での削減時間が509時間ということで、人件費に相当すると104万9,000円ほどの削減効果になっていますということで、これがシナリオ作成込みになっている状況ですね。  それと令和2年度でしたら、先ほどと同じくシナリオ作成時間がトータル51時間になります。削減時間のほうが313時間ということで、今回ですね、数が多かったというのもあるんですけど、全体のプラスの効果としては61万7,000円の金額になっているという状況です。 136: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 137: ◯委員(川崎英彦君) 分かりました。細かい数字についてはですね、ちょっと聞いてもよく分かりませんけど、これは間違いなく……。ごめんなさい、その前に、これって補助金がついてましたか。ついてないんですね。でしたら、現場としてこれをずっと使い続けていけば効果は上がってきて、何ですかね、費用対効果としては間違いなく使い続けていったほうがいいと判断されているということで理解していいですか。 138: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 139: ◯総務課長(神崎由美君) その判断でおります。 140: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 141: ◯委員(川崎英彦君) マイナンバーカードの普及についてお聞きしたいと思います。  マイナンバーカードを2022年までに目指すと、ほぼ目指すということで、春日市もそれに乗ってやってるということだと思うんですけど、土日を開けてやっていただいてもですね、やっぱり利用するメリットを明確にしないと、なかなかこれを取得しようというふうには思わないと思うんですね。実際に春日市でどのようなものが利用されてるかというと、今御説明いただきましたぴったりサービスの提供、これってごめんなさい、僕はよく分からないんですけど、印鑑証明とか住民票とか、そういった手続のことを言っているんですか。すいません、ちょっと教えてください。 142: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 143: ◯総務課長(神崎由美君) 今御質問のほうにありましたぴったりサービスなんですけれども、今の住民票とかですね、印鑑証明ではないというふうに御理解いただきたいというふうに思ってます。例えばですね、ぴったりサービスで言えば、接続しているサービスということで案内ができるものについてはですね、例えば妊娠出産関係のものであったりとか、あるいは高齢者の介護関係だったりとかですね、あるいは子育て関係だったりとかということで、例えば妊娠の届けとかですね、そういったものになるかと思ってます。あと福電協のほうのサービスについていえばですね、児童手当の申請の手続だったりとかですね、子育て関係のものが10種類、妊娠関係もありますということになっています。 144: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 145: ◯委員(川崎英彦君) すいません、確認です。それはマイナンバーを持ってたらオンラインで申請ができるということですね。違う。 146: ◯委員長(高橋裕子君) 違う。申請じゃないの。それはぴったりサービスの案内だから。神崎課長、そこら辺をもうちょっと、ぴったりサービスの内容と申請とは違うっていうことを説明してください。  神崎課長。 147: ◯総務課長(神崎由美君) ぴったりサービス、先ほど46種類ございますというふうな言い方をしたと思うんですけれども、この分についてはですね、こういうサービスがありますというサービスの案内というふうに御理解いただいたらいいかと思います。私どもが通常ウェブで見たりとかする情報とかと近いイメージというふうに思っていただくと分かりやすいかと思います。  それとはまた別にですね、これと対にはなってるんですけれども、ぴったりサービスに接続しているサービスで申請をするサービスというのが私どものほうにはあります。それが福岡電子自治体共同運営協議会というところで共同運営をしております福岡電子申請サービスという形になります。それが11種類の電子申請のサービスを行っています。 148: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 149: ◯委員(川崎英彦君) 福岡電子申請サービスを使ってマイナンバーを持っていれば、今言われた11の申請がオンラインでできるということでよろしいんですか。ありがとうございます。  加えてですね、46サービスの中で11サービスということで、これから追加を検討するというふうなことをですね、おっしゃられたんですけど、実際に具体的にはですね、ここに上がってきてない。やっぱりマイナンバーカードの普及推進はですね、表裏一体で、こっちがそろわないとやっぱり普及も進まないと思います。やっぱりここは重点的にですね、しっかりオンラインでできるサービスを増やしていただきたいなというふうに強く要望させていただきます。 150: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 151: ◯委員(西川文代君) 表のですね、地域情報化等のところの一番下ですけれども、市の現在までの取組ということですが、職員出前講座あすか市民塾に「春日市LINE公式アカウントの便利な機能を活用しよう」という講座を追加したということで、令和3年度からということですが、これも本当にありがたいことです。それで、このあすか市民塾自体をですね、オンラインでやろうとか、そういうことの検討というのはまだなされてないんですか。 152: ◯委員長(高橋裕子君) それを答えるのは経営企画だから所管が違う。 153: ◯委員(西川文代君) 答えられれば。 154: ◯委員長(高橋裕子君) 答えられないから。さっきテレワークというか、ズームの活用についてはお聞きになってらっしゃるから、同じことしか答えられませんので。 155: ◯委員(西川文代君) 分かりました。 156: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 157: ◯委員(川崎英彦君) これだけですね、デジタル推進に国として旗を掲げてですね、それぞれの自治体が一つになってそれに向かっていこうとしている中で、やっぱりデジタルっていうと専門性が求められますので。今まで、失礼な言い方だけど、机の上で事務作業してた人間では分からない部分がですね。システムの部分だったりとかそういったものを構築していくには知識、専門性が必要だと思うんですけど、今デジタル人材というか、そういったものに特化した方は庁内に何人ぐらいいらっしゃるんですか。 158: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 159: ◯総務課長(神崎由美君) デジタル人材に特化したという職員という認識がちょっと私のほうがあれかもしれないんですが、職員はみんな異動しますので、その場で学習しながら精いっぱい頑張ってる状況です。 160: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161: ◯委員長(高橋裕子君) 先ほど資料というか、持ち越しされるっていうことでマイナンバーカードの交付率の件を言われましたけど、これは所管が市民課ですので報告する必要はありません。  ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162: ◯委員長(高橋裕子君) では、続いての報告事項をお願いいたします。  井本人事法制課長。 163: ◯人事法制課長(井本剛弘君) よろしくお願いします。お手元にお配りしております令和3年度春日市職員配置図を御覧ください。  令和3年4月1日付組織職員配置について報告させていただきます。令和3年度は、左下に薄いピンクの印をつけておりますけども、福祉支援部の子育て支援課に新たに発達支援担当が新設されました。また、その下こども未来課の母子児童担当と児童担当が統合され、児童給付担当が新設されました。その下ですね、須玖保育所の職員が昇町保育所のほう1園になりましたので、統合されました。  配置図の右上を御覧ください。地域生活部の地域づくり課の協働推進担当と文化振興担当が統合され、協働推進・文化振興担当が新設されております。  その下、安全安心課に危機管理担当が新たに新設されました。  次に、人事異動について報告します。  今回の異動で、部長の昇任3人を含む4人、課長が昇任7人を含む15人、課長補佐が昇任6人を含む15人、所長補佐が昇任2人を含む2人、統括係長が昇任8人を含む13人、このほか一般職が50人。これは担当変更が4人と担当統合3人、保育所10人を含んでおりますが、一般職50人の異動を合わせると総数99人となっております。そのほか令和3年4月1日付新規採用職員が12人おりますので、99名と12人を加えると合計で111人の人事異動となっております。  一般職員については、年度末初めの業務多忙時期への対応等を考慮して7月の人事異動を基本としております。今回の異動は管理監督職への昇任に伴うものや担当の新設統合への対応等の異動としました。  一番下の下段の備考欄の1を御覧ください。  この表には、市からの事務組合等他団体の派遣職員6人と、福岡県との人事交流により県へ派遣している職員1人、他団体から市へ派遣されている職員、具体的には福岡県警察職員の安全安心課主幹、福岡県教員の学校指導主事の2人、そのほか福岡県との人事交流により県から派遣されている職員1人、週5日勤務の法定再任用4人を含んでおります。  備考欄2のほうの令和2年度の退職者は、定年退職が9人、勧奨退職が1人、普通退職1人の合計11人です。また、令和3年度の新規採用者は、先ほども申しましたが12人です。その右に米印をしておりますけども、文部科学省のほうに割愛人事で1名令和3年度から退職派遣している職員は退職者には含んでおりません。  以上、一番下の左、市職員現員数403人となっております。昨年度405人と比較しますと2人減となっております。  その右側の下段の表に派遣先の、先ほど6人と説明しましたけども、その状況を記載しております。表の一番上ですね、福岡県自治振興組合には平成30年度から大野城市にあります市町村研修所に課長級職員を1人派遣しております。その下の下ですね、3段目のほうにありますけども、福岡県南部環境事業組合、都市圏南部工場クリーン・エネ・パーク南部に昨年度に続き課長1人と一般職1人を派遣しています。その下4段目、春日大野城衛生施設組合リサイクルプラザに平成30年度から係長1人と再任用のフルタイム事務局長1人を派遣していましたけども、本年度は主任1人と再任用フルタイムの事務局長1人を派遣しております。その下の下ですね、一番下、本年度から福岡県市長会のほうに課長職を1人、事務局長として派遣しております。派遣等は合計でその下、6人となっております。  なお、昨年度から配置人数に変更があった所管については、全体の表で黄色い網かけをしておりますけども、変更が、ちょっと字が小さくてあれなんですけど、2年度と3年度を比較しております。3年度のほうに黄色の網かけをしております。  以上で報告を終わります。 164: ◯委員長(高橋裕子君) ただいまの報告について、どうしてもここは聞きたいというところがありましたらお受けします。いいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、報告事項は1件のみですね。  久保山総務部長。 166: ◯総務部長(久保山竜治君) 総務部からの説明は以上でございます。 167: ◯委員長(高橋裕子君) では、総務部の所管事務調査及び報告事項を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時17分                 再開 午後1時14分                ──── ─ ──── ─ ──── 168: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き委員会を再開します。  次に、教育部の調査事件であります。市民図書館・学校図書館の運営状況について及び議会閉会中の報告を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。金堂教育部長。 169: ◯教育部長(金堂円一郎君) 皆さん改めましてこんにちは。教育部でございます。  冒頭、いわゆるコロナの第4波の今の学校の状況を簡単に御説明をいたします。4月の12日の週から今週まで含めて7週間たっていますけれども、この間ですね、82名の子どもたちに係る方の陽性を確認しておるところでございます。具体的には生徒の同居家族であるお父さん、お母さん、兄弟姉妹、あと祖父母、こういった方たち、並びに教職員の配偶者の方の陽性が報告されて、鋭意、教育委員会と一体となって今学校運営に支障がないような対応に引き続き努めておるところでございます。今週に入りまして若干新規陽性者等の情報が減ってはきておりますけども、まだ予断を許さない状況でございますので、引き続き対応してまいりたいと思います。  それでは、本日はお手元の次第に沿いまして、それぞれ担当課長から説明をいたします。よろしくお願いいたします。 170: ◯委員長(高橋裕子君) 市場地域教育課長。 171: ◯地域教育課長(市場結実君) 地域教育課から(1)市民図書館・学校図書館の運営状況について御説明いたします。  水色の表紙の右肩に「地域教育課」と書いた資料を御覧ください。では、こちらの1ページをお願いいたします。令和2年度の春日市民図書館運営状況でございます。感染症拡大防止のための臨時休館やサービスの休止により、前年度と比べ大幅に数値が低くなっております。その中で唯一前年度を超えたものが移動図書館の貸出冊数となっております。これは感染症拡大の不安の中、屋外で本の貸出し、返却ができる安心感から利用が伸びたものと考えております。また、十分なサービスが行えない中、自宅でも利用できる新たなサービスとして電子図書館と郵送貸出を開始いたしました。  次に、資料の2ページを御覧ください。こちらは令和2年度学校図書館支援業務の委託実施状況でございます。2ページに業務委託の概要、裏面3ページに利用状況をまとめております。こちらの学校図書館についても、学校の休校や利用の制限がある中での図書館利用となりました。今後、学校ごとの特色や活動状況を踏まえ、事業者とも協議を行い、学校図書館の活用をさらに推進していきたいと考えております。  御説明は以上です。 172: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。今、課長の説明の中にもありましたけれども、前年度と比べることが容易ではないというか、コロナ禍ですので、そういったことも踏まえて質疑があればお受けいたします。  川崎委員。 173: ◯委員(川崎英彦君) このような状況の中ですね、開館をしていただいていろんなサービスをですね、十分にやっていただいてることに感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。  これ実際は開館日はそんなに減ってないというか、あれなんですけど、入場制限か何かしてたんですか。どういうふうな状況か、それを教えてください。 174: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 175: ◯地域教育課長(市場結実君) 市民図書館の開館日数のことでよろしいですか。 176: ◯委員(川崎英彦君) そうです。 177: ◯地域教育課長(市場結実君) 令和2年度が251、令和元年度が275、その前が300となっております。300が例年の開館日数で、令和元年度は、一番上のところに書いてありますように3月の1か月間休館した日数で、2年度につきましては4月、5月が休館となっております。入場者の制限は特にはしておりませんが、30分もしくは1時間以内の利用ということを放送等で呼びかけております。  以上です。 178: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
    179: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございました。貸出しだけではなくてですね、いろんな子ども向けのイベントだったりを御案内の中で聞いておりまして、子どもにとってはですね、そういうふうな機会がとても重要だと思います。ありがとうございました。  続けていいですか。 180: ◯委員長(高橋裕子君) はい、どうぞ。 181: ◯委員(川崎英彦君) 学校図書館のほうなんですけど、ここにはですね、貸出数とかそういったものが出てないんですけど、そういうふうなものは特に把握はしてないんですか。 182: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 183: ◯地域教育課長(市場結実君) 説明をせずに申し訳ございません。  3ページの一番上のところにですね、貸出しの統計を一応載せてはおります。中学校の業務委託の分に関しての貸出数がこちらのほうに、すいません、載せております。 184: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑はいいですか。川崎委員。 185: ◯委員(川崎英彦君) こちらでも市民図書館と同じような感じで利用制限というか時間数だったりとかっていうようなものは設けてらっしゃるんですか。 186: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 187: ◯地域教育課長(市場結実君) 学校によって状況が多少違いますけれども、例えば曜日によって学年を決めたりですとか、あるいは状況を見て、若干の利用制限があったというふうに聞いております。 188: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 189: ◯委員(西村澄子君) 御説明ありがとうございます。1回のですね、貸出しの冊数なんですけど、春日市では10冊がマックスというふうにお聞きしますけど間違いないでしょうか。 190: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 191: ◯地域教育課長(市場結実君) 通常ですと10冊で間違いございませんが、昨年度につきましては休館であったり、あるいは来館頻度を抑えるために貸出期間を4週間に延ばしたりといろいろ柔軟な対応をしておりましたので、そのときには20冊の貸出しなどもしておりました。 192: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 193: ◯委員(西村澄子君) ということは、そのときのみ10冊が増えたということなんですね。 194: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 195: ◯地域教育課長(市場結実君) はい、そのとおりでございます。 196: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 197: ◯委員(西村澄子君) それに関して、近隣の具体的には大野城市さんとかでは、30冊までマックス可能というふうなことも聞いてるんですよね。休館が長くなればなるほどそういうふうな御希望の方もおられるんではないかと思うんですが、そこのところは何か考えがおありですか。 198: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 199: ◯地域教育課長(市場結実君) 今後、例えば冊数を増やすですとか、あるいは期間について考える可能性はあると思うんですが、今後、指定管理者とも協議の上、検討していきたいとは思いますが、今の段階ですぐに何十冊に増やすということは、すいません、そこまでは検討に至ってはおりません。 200: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 201: ◯委員(西村澄子君) 私も市民からですね、そういう冊数の差があるんだということをお聞きしたことが何件かありまして、サービスがやはり、先ほど言われるように緊急事態宣言中は冊数を増やしたことを市民の方が知られないまま、10冊に周知されてるんだなというような御意見だと思うんですけど、こういう事態でステイホームの時間が長ければ長くなるほどですね、やっぱり本に親しむ機会が増えていく方もおられると思いますので、ぜひですね、そこもちょっと前向きに検討していただければと思います。意見です。 202: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 203: ◯委員(西川文代君) ありがとうございます。今、西村委員のほうから冊数のことがありまして、それに関連してますけど、デジタルのほうですね、電子図書、この件に関しては今登録者数427ということですけど、これも10冊という上限があるんですか。 204: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 205: ◯地域教育課長(市場結実君) こちらについては、本とは別に一度に3点までという制限をさせていただいています。 206: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 207: ◯委員(西川文代君) 分かりました。  そしてですね、図書館ですね、休館があったりとかいうことですけれども、今図書館に、何ですか、いらっしゃる有資格者の数とかですね、そういう働いていらっしゃる方の数、その辺りの現状はどうなってますか。 208: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 209: ◯地域教育課長(市場結実君) 指定管理者が出しております令和3年度の事業計画書の中に人員配置計画がございます。現在26人の体制で行っております。すいません、正確に司書の人数がすいません、今手元に資料がないんですけれども、7割以上という仕様書の中の約束がございますので、それを超える数字にはなっております。数字は後ほどでもよろしいでしょうか。 210: ◯委員長(高橋裕子君) 会期中にまたきちんと御報告してください。  西川委員。 211: ◯委員(西川文代君) その件に関してはそれで。 212: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。では、西川委員、つづけてどうぞ。 213: ◯委員(西川文代君) 分かりました。それでですね、この休館中の部分ですね、4月、5月とか令和2年度ですね、休館した。令和元年度は3月ということですけど、この休館中に関する人件費とかの、調整っていうんですかね、その辺りっていうのはどのようになってますか。 214: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 215: ◯地域教育課長(市場結実君) 調整はしておりません。休館中の業務につきましては、電子書籍の導入であったり、あるいは発注については通常どおり行っておりました。それとあとは研修などの時間に使っております。  以上です。 216: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 217: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、それでは調査事件については以上といたします。  次に、報告事項がありますのでお願いいたします。  市場課長。 218: ◯地域教育課長(市場結実君) 報告事項です。資料の、すいません、4ページを御覧ください。令和3年度春日市成人式について御報告いたします。  4ページに成人式の内容、2ページに市報の記事を載せております。6月1日号の市報で成人式実行委員の募集を行います。令和3年度の成人式は、昨年度と同様、事前申込による2部制とし、クローバープラザで行う計画としております。新成人に対しては10月に個別に案内通知を送る予定でございます。  また、昨年11月の総務文教委員会で藤井議員から御要望いただきました南小学校から分かれる3中学校を一緒の区分にできないか検討いたしましたが、感染症の状況が見通せない中では難しい状況にあると考えております。会場の定員の半数を超えないこと、午前・午後の参加人数をできるだけ同じにして密を避けることを今年度は優先したいと考えております。  なお、南小など個別のケースにつきましては、希望する会に参加できるように事前申込の際に柔軟に対応したいと考えております。  御報告は以上です。 219: ◯委員長(高橋裕子君) この報告についてお聞きになりたいことはございますか。  迫委員。 220: ◯副委員長(迫 賢二君) この日付なんですけどね、1月10日、普通今までずっと成人式の日にやってましたが、日にちは大体分かるんですけど、中学校名とか午後からとか午前からとかいうアナウンスっていうのは、対象者に対してですよ、どの時点で今回はされましたか。分かりますか。 221: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 222: ◯地域教育課長(市場結実君) 今回ですね、6月1日の市報が最初となります。この後、ホームページ等に公開をしております。 223: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。 224: ◯副委員長(迫 賢二君) それですね、保護者の意見とか私の経験からするとですね、やっぱり特に女の子っていいますか、着付けとかいろんな段取りがありますのでですね、早め早めのほうが都合がいいし、極端な話1年前ぐらいに大体本当は分かってたほうが、何かいろいろ式に臨むためにありますので、できるだけ早めにというので……。コロナ禍だからこそ6月になってしまったのか、今後どういう形でするのかは大体分かりますでしょうか。 225: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 226: ◯地域教育課長(市場結実君) これまでおおむね大体この時期のアナウンスだったというふうにすいません、考えております。ですので今回コロナだからということではなかったんですが、今後もうちょっと早いほうがいいということであれば、すいません、それについても検討させていただきます。 227: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 228: ◯委員(西村澄子君) 同じところです。開始時間については2部制に昨年度からなったということで、コロナ禍だから仕方なかったんですけど、もともと、何て言うんですか、午前中の開催を検討していただけないかということを私も以前、議員の立場から言ったんですけど、今回2部制になったことによって、午後開催と午前中開催と。午後開催、とてもいいんですけど、やはり迫委員が言われたようにですね、成人式の予約って、早い子は、女の子はですね、うちの娘もそうだったんですけど、2年前、3年前から美容室を予約するという現状なんですよね。それに合わせて美容室さんは、本当に隙間なく予定をされてるので、これが例えばコロナ禍で今の現状に、2部制になってるのか、それから次の年もそのまま続ける気持ちでずっとやっていくのかっていう方向性だけでもですね、前もって教えていただけると、予約の状態がとても保護者はですね、やりやすいんではないかなと思うんですけど、今後はどう考えてるっていうか。以前お話を聞いたときにはクローバープラザでやっていくということだったんですけど、2部制もそのままということですか。 229: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 230: ◯地域教育課長(市場結実君) おっしゃるとおり、着つけの件とかはですね、確かに少しでも早いほうがっていうのはとてもよく分かります。ありがとうございます。会場ですけれども、やっぱりクローバープラザの大ホールでありますと、一応全員入ることを前提に場所を変えておりますので、今後のコロナの状況が落ち着いた後には1部制に移行することを考えたいというふうに今思っております。すいません、その時期がいつっていうのは今の段階ではもちろん申し上げられないんですけれども、時間についても再度検討させていただいて、一度で会場に全員が入る形でやっていきたいというふうに考えております。 231: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 232: ◯委員(西村澄子君) ということは、時間は午前中に戻すのか、それはまたこれから考えるということで、1部制に戻していくっていう方向性、コロナが落ち着いたらその方向性だということだけははっきりされてるっていうことですね。 233: ◯委員長(高橋裕子君) 市場課長。 234: ◯地域教育課長(市場結実君) 会場を移した理由が一度の会場でできるということでしたので、そこは変わらないというふうに考えております。 235: ◯委員長(高橋裕子君) 意見はあんまり。報告事項なので。 236: ◯委員(西村澄子君) 最後に。ぜひその告知も早めにお願いします。 237: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての報告をお願いいたします。  今福学校教育課長。 239: ◯学校教育課長(今福保幸君) それでは次の(2)新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応について、学校教育課から報告をさせていただきます。  今回の感染症拡大を受けた小中学校の対応として4点ございます。まず運動会と体育会については、この時期の実施を見合わせております。今回、緊急事態宣言の対象区域に福岡県が追加されたことを受けまして、県教委からの通知がございました。県立学校においては、運動会、体育会、クラスマッチ、学習発表会、修学旅行などの学校行事は宿泊等の有無にかかわらず実施しないこととしたということでございました。これを参考にするようにということでしたので、臨時校長会を開催し、決定をしたものでございます。  次に2点目の修学旅行です。まず昨年度実施できなかった中学校3年生については6月初めに計画をしておりましたが、この時期の実施は困難と判断され、見合せとなっております。今後は最後の機会となる夏休みの前後、7月か8月末、あるいはぎりぎりで9月初めに宿泊数の縮小とか、場合によっては日帰りもちょっと視野に入れて実施を検討することとなっております。また、小学校については、天神山小学校が6月初めに予定しておりましたが、延期を決定しております。  3点目です。3点目は水泳の授業です。これについては、スポーツ庁から必要となる感染症対策について通知がございました。ところが、この対策をした水泳授業の日程を試算したところ、評価できるような授業時数の確保は非常に困難であることが分かりましたので、臨時校長会において本年度は実施をしないことを決定しております。  なお、本年度は総合スポーツセンタープールを活用した水泳授業を計画しておりました大谷小学校、こちらにつきましては、感染状況を見ての判断とはなりますけれども、その本格的な実施に向けた課題検証のために、授業ではなくて水泳体験として一、二回程度の実施を検討しております。  最後、4点目が部活動です。中学校の部活動については、5市の教育長会の協議を踏まえ、臨時校長会において、朝練習を控えること、市内外を問わず対外試合を行わないことを決定しております。なお、大会の参加については当該大会の主催者の判断となります。中体連につきましては5月13日付で開会式の中止の通知が来ておりますが、大会自体の実施に関しては今のところ言及はございません。  報告は以上です。 240: ◯委員長(高橋裕子君) 報告に対して質問ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 241: ◯委員長(高橋裕子君) ここでちょっと暫時休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時37分                 再開 午後1時48分                ──── ─ ──── ─ ──── 242: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き委員会を再開します。  それでは、その他の報告ということで、高田文化財課長。 243: ◯文化財課長(高田勘治君) 文化財課でございます。配付いたしております主要行事等報告(教育部)を御覧ください。  さきに紹介いたしました焼き物づくり教室以外で、今回1から3までの記載のイベントをいずれも奴国の丘歴史資料館におきまして実施する予定です。体験講座である1の土器、埴輪づくり、3の古墳づくりは、今回新たに取り組むメニューです。今日ちょっと資料がございませんでしたので試作品を持ってきております。こういう形で、これは古墳づくりです。古墳を上から見る機会、日拝塚古墳ですね、横からは見れますけど上から見る機会は子どもたちはないのではないかということで、担当者がちょっと工夫してこういう形で作っております。  また、埴輪、土器づくりではこういう形で粘土で、焼き物ではなくてその場でお返しできるような体験講座をですね、予定をしております。  また、2の歴史講座は2年ぶりに開催をするものです。また、現在開催しております市指定化記念展、こちらは5月1日から5月30日までの予定でしたけれども、こちらに記載はございませんけど、6月末まで延長をするように今準備を進めております。  なお、コロナ感染症対策を実施した上で今御紹介した事業を実施する予定ですが、今後のですね、コロナ感染症対策動向のいかんによりましては、中止もしくは実施の延期も考慮して準備を進めてまいります。  教育部の主要行事等報告は以上です。 244: ◯委員長(高橋裕子君) 主要行事について聞きたいことありますか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 245: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、ここで暫時休憩いたします。
                   ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時50分                 再開 午後2時00分                ──── ─ ──── ─ ──── 246: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き委員会を再開します。  市場課長。 247: ◯地域教育課長(市場結実君) すいません、先ほどのですね、市民図書館のスタッフの司書の数が、すいません、分かりましたのでよろしいでしょうか。 248: ◯委員長(高橋裕子君) お願いします。 249: ◯地域教育課長(市場結実君) 全部で26人のうち、司書の資格のある人数が21名、ない者が6名となっております。  以上です。 250: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員、いいですか。 251: ◯委員(西川文代君) 大丈夫です。 252: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 253: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、金堂部長。 254: ◯教育部長(金堂円一郎君) 以上で教育部の説明を終わります。 255: ◯委員長(高橋裕子君) それでは教育部の所管事務調査及び報告を終了いたします。  ここで執行部の方が退席されますので、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時01分                 再開 午後2時02分                ──── ─ ──── ─ ──── 256: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き委員会を再開します。  その他で委員から何かございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 257: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、以上で本日の総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後2時02分...